天璋院篤姫もいよいよ大詰め、目が離せませんね。 わたしの東京遠征、今回はセレスティンホテルに泊まったことがきっかけでプチ歴史をたどる旅にもなりました。 ホテルから歩いてもすぐの芝の増上寺に行ってきました。 増上寺と言えば上野の寛永寺とともに徳川家の菩提寺。 増上寺大殿本堂の裏には徳川将軍家墓所があります。 葵のご紋付の重々しい扉の向こう側。 二代秀忠公はじめ、六代家宣公・七代家継公・九代家重公・十二代家慶公、そして十四代家茂と皇女和宮さまほか五人の正室、側室のお方々が眠っていらっしゃるそうです。 天璋院篤姫は上野のほうなんですね。 (扉の隙間が少し開いているのは私がのぞこうとして少し押したからです^^ だってぇ~人の気配がしたんだもん^^ 中には団体さんがいて何か説明をうけているようでした。事前に予約した特別の人しか入れないようで、すかさず係員さんがとんできて締め出されました><) 東京遠征中は、ちょうど小人閑居日記のantoinedoinel さんのところで紹介された有吉佐和子著「和宮様御留」を読んでいたところです。 その中に、徳川家で葬儀があるときは何時も増上寺と寛永寺が取り合いになったそうだ・・・と書かれた一節がありました。 本によると降嫁した和宮は替え玉(の替え玉)ということですが、もしそれが本当だとしたらここに眠っているのは和宮様ではないのか・・・・・ 小説ではありますが、有吉佐和子さんのあとがきによると替え玉説はまんざらでもないと確信する事実もいくつかでているようで、ほんとに興味深い本でした。 特に生涯平民のわたしなどが知ることのできない御所ことばや公家の慣わし、皇女の生活などが見ているようにわかる表現には畏れ入り奉ります(笑) 「おむすび」や「おみおつけ」などは御所ことばが一般化したものと聞いたことがあります。天皇にささげる食べ物には「お」をつけたのがはじまりとか。 そして、御所ことばでは「好き」「いや」なども お好きさんであらしゃる おいやさんであらしゃる・・・・・となるようです。 そういえば関西では「あめちゃん」「おいもさん」などといいますが、これって御所ことばのなごりなの?(笑) 宮さんがそれほど徳川への降嫁をお嫌さんであらしゃった本当(?)の理由というのも伝わっている話とは違って、なるほどそんなこともあったことだろうと思わずにはいられません。 いや~~~おもしろい本でした。 ひつこい? さてさて私の東京遠征はいったい何しにいったんや~~~~~というくらい支離滅裂に遊びまわっていますが、そろそろレポートも残すところ後一回となりました。 ・・・ついに一度も仕事の話は登場せず(爆)
by q_hime_p
| 2008-11-04 07:42
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